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The first wireless RCD with a piezoelectric sensor

刃先に作用する切削力を直接測定する回転式動力計（RCD）

加工工程では、生産性を向上させることが重要です。回転式動力計（RCD）は、工作機械の主軸に直接取り付けるタイプの診断ツールです。回転式動力計は、加工工程が極めて複雑な場合でも、回転工具の刃先に作用する切削力を直接測定できます。この測定データを活用して切削工程を解析し、最適化することも可能です。

キスラーの回転式動力計は、圧電式測定技術に基づいています。この比類なき測定方法により高品質な信号を収集することが可能です。主な特徴：極めて動的な切削力を測定。圧電技術の原理により、測定範囲の切り換えが可能。回転式動力計では、ユーザが適切な範囲を選択する必要がある場合に、この利点が存分に生かされます。そのため、1台の装置で、仕上げ工程での最適な分解能と高性能な切削工程を常に実現できます。

Wireless rotating dynamometers based on piezo technology

圧電技術に基づいたワイヤレス回転式動力計

Wireless rotating dynamometers with piezo technology can be integrated onto the tool directly with no cables.

圧電技術に基づいたワイヤレス回転式動力計（ワイヤレスRCD）は、特に新しいソフトウェア「PTS（Piezo Tool System）」との組合わせにより、高精度な測定・プロセス分析の新たな可能性を切り拓きます。

ワイヤレス通信技術により、機械室にケーブルを取り回す必要がなくなりました。シグナルコンディショナがデータを直接PCに送信できるためです。産業用途向けに特別に開発されたPTSソフトウェアには、データ容量に関わらず、データを効率的に評価するために必要な分析・測定機能がすべて揃っています。また、データを複数の機能に使用することもできます。これにより、例えば小さな工具においても、個々の刃先の摩耗等を高分解能で記録したり、工具の寿命を最大限に伸ばすことも可能になります。

Structure of a wireless rotating dynamometer with a sensor based on piezo technology and crystal disks
Structure of a wireless rotating dynamometer with a sensor based on piezo technology and crystal disks
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Wireless rotating dynamometers (RCD) from Kistler are applied for tool monitoring and assessment during machining.

主な特長

  • 極めて動的な力を高分解能で記録
  • 直交する3つの力とトルクを非常に正確に測定可能
  • 高いサンプリングレート（最高10kHz）
  • 工具の長さや直径に左右されることなく効果的に力を測定可能
  • センサ1個のみで幅広い測定範囲をカバー可能
  • 自動分析ソフトウェア（Piezo Tool System）

製品紹介

Rotating dynamometers with near field telemetry and piezo technology

回転式動力計

Kistlerの動力計は、切削力を正確に測定することができます - ここでは、フライス加工アプリケーションの極座標プロットを示しています。
Kistlerの動力計は、切削力を正確に測定することができます - ここでは、フライス加工アプリケーションの極座標プロットを示しています。
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キスラーの回転式動力計（RCD）を用いた穴あけ加工とフライス加工

圧電式動力計は、フライス加工と穴あけ加工においてその利点を最大限に発揮します。これらの動力計は、高い剛性と固有振動数により、刃先の高い通過振動数にも容易に対応でき、他の技術では達成できない精度の測定結果をもたらします。

加工技術の最適化

部品の品質、工具の寿命と加工時間は、さまざまな要因によって左右されます。回転式動力計は切削力を高い精度で測定するため、こうしたあらゆる要因の評価と最適化に必要な基礎を提供します。

  • 摩耗のメカニズム
  • 過負荷状況の把握
  • 冷却と潤滑
  • 材料特性
  • 加工物の締付け特性
  • 機械周りの振動
  • 無負荷運転
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コンパクトモデル：回転式動力計 型式9170A

回転式動力計（型式9170A） は、キスラーの回転式動力計シリーズの中でコンパクトなモデルです。フライス加工や穴あけ加工の用途向けに設計されたこのモデルは、最大回転数20,000rpmでの高精度加工用に特別に開発されました。

一体化された構造設計により、剛性に優れ、固有振動数も非常に高くなっています。こうした利点のおかげで、型式9170Aは、毎秒最大600回もの刃先接触を測定するのに適した極めて高い分解能を達成しています。

キスラーは、さまざまなアプリケーションを可能にする幅広い種類のスピンドルアダプタを提供しています。　

製品ご発注時には、切削力を測定するために準備される工作機械の主軸アダプタをご提示下さい。工具側には、ER32コレットチャックを標準で装備しています。一体化された設計のため、 9170Aのアダプタは、交換できないことにご注意ください。

製品紹介

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