電気モータとパワートレインの振動の特徴は、高周波成分と、測定精度に影響を及ぼす可能性のある電流グランドループの存在です。型式8763Bや型式8764Bなどの3軸センサは、非常に幅広い周波数範囲と様々な接地絶縁に対応しているため、多様なgレンジにおいても複数のNVH試験シナリオに対応できます。また、加速度センサ(型式8763A)には、各方向に1つずつ3個のネジ穴が設けられており、3軸全てに柔軟に取付けることができ、校正も正確に実施できます。ケーブルの向きを360°自由に動かすことができ、ネジ取付けによる最大の接続剛性が必要となる場合は、貫通穴と、電流のグランドループを最小限に抑える一体型接地絶縁付きの加速度センサ(型式8764B)が最適です。単軸測定を行う場合には、型式8704Bや型式8774B...のセンサであれば、電気モータや電気パワートレインでのNVH試験に対応した多様なオプションが揃っているため、適切な性能を発揮します。
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